清水寺の周辺散策~紅葉散策
今日は東に、明日は西にという感じで、京都の清水寺に行ってきました
清水寺はただいま改修中。
残念ながら遠巻きには拝むことができませんが、
紅葉を背景に高台から市内を眺めようと思ったら、もってこいの場所なのです。

京都駅からバスで15分くらいでしょうか?
直行バスなどもあり、かなりの本数のバスが出ていましたので、
バス待ちの長蛇の列は回転が速かったです。
ただし、週末はやばいです。今日は平日でしたからマシでしたが…

五条坂のバス停から係員の誘導で坂を上っていきます。
坂道は右側通行です。寺までは坂道です。寺に入っても坂道です。
京都は内陸ですから、寒いです。特に今日は冷えました。
夜間のライトアップもやっていますが、防寒着は必須です。
坂を上っていくと、茶わん坂と呼ばれるところがあります。
清水焼でも有名なこの地に、茶わん坂。
レトロな陶器屋さんが並びます。
青磁の陶器はないかな~

そのうちの一軒に入ってみました。窯元のお店だそうです。
京風なおばあちゃんが店番をしていました。
「うちとこは、料亭はんに多く卸してますねん」とのこと。
「がらものが多おますねん。」とすすめてくれたのは、白地になすびの柄。
古臭くてなんともいい感じ。
そのおばあちゃん、立ってられなくて、椅子に座ってしまいました・
「料亭さんに多く卸してますんで、一つ当たりがお安おますねん」
「茶碗の形も、丸みついてますんは東のもん、なだらかなもんは地のもんです」

2件となりの「朝日堂」さんでは、お箸を売っていました。
よく見ると生産地は福井県。
福井から京都へは昔からいろんなものが流入してます。
「漆のものは食洗機では漆がとれてしまってだめになります」
「食洗機専用のものを使ってください」とのことでした。
子供と私のお箸を購入。


清水寺は紅葉真っ盛り。
ただし、舞台の方は只今改装中です。





帰りは清水坂を途中まで下ります。
坂の途中で京都を代表するケーキ屋さん「マールブランシュ」

抹茶のクッキーにホワイトチョコをはさんでいます。
お店の入り口で、試食品として一枚づつふるまっていました。
濃厚な抹茶のクッキーとホワイトチョコの絶妙なバランスの味。
おいしかったので、5枚入りを購入。
すると、レジでもう一枚同じものをくれました。ちょっとお得。 😆
お店をでてさらに坂を下ります。
三年坂の分岐路付近。やっぱりすごい人でした。

坂を下りきったところから、石畳が続きます。
お土産物やさんと喫茶店、食事処が並びます。
この道の途中から、さらに右へ曲がると二年坂へと続きます。

これは?一軒家??
違います。よ~く見てください。
スタバです。真ん中の看板がおしゃれです。
京都では、条例に基づいて景観を重視した店舗にしなければなりません。
京都の町家を改装してこんな感じになっています。
京都の町家は細長いんです。
民家だったようですが、人通りが多すぎてここには住めませんよね。
間口は狭いけど、奥行きがあります。中は1階席と2階席に分かれています。
ソファー席やテーブル席、京都らしく畳座敷の席もあり。
みんな思い思いの場所でくつろいでいました。
1時間くらいゆっくりしてから、
この後は、五条通まで出て、祇園経由で帰ってきました。
祇園の南座ではジャニーズ喜多川さんとタッキーが演出した舞台が公演中。
ジャニーズファンが続々と入り口前に集まっていました。
十二月も間近になり、歩く人のペースが少々速いような気がしました。
今年の紅葉散策はこれにて終了。